それでも私は、行きたかった

 ばくだん焼きを食べに…!(どーん)

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 最中は中也さんでした!

 つい最初に避けて食べるとさ…食べどきを見失いますよね…

 

 いまだ終わらぬコロナ。

 池袋が危険地帯になったような連日のニュース。

 

 ひ と が た の し み に し て る の に こ の や ろ う

 

 週末土曜に池袋へ行ってきました。

 文アニコラボしていたので。

 ここのばくだん焼き、普通に美味しいですしね。

 

 コラボグッズも販売していたので、アクリルスタンド3つと缶バッジ1つ買いました。

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 無頼派勢ぞろいしているとはいえ、3/10ですからね…まあ、とりあえずという思いで買ったのですが。

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 ファーーーーーーーーーーー!!!!!

 ばくだん焼き屋のおねーさん有難うー!!

 安吾さん自引きとか初めてなんですけどー!

今まで色々コラボチャンスはあったけど、全部外して来たから…!(売り切れだったり売り切れだったり外れたり)

 忍者なので分身しています(←友人が引いた安吾さん)

 

 オダサクさんは缶バッジできてくれましたよ。流石粉もんを触媒に召喚できたんでしょうか。

 

 尊い無頼派尊い…頑張った御褒美ですね…!

最推しの安吾さん引いたからもう死んでもいい。

 

 マスクと手洗い消毒を徹底し、19時には離脱しましたが、久しぶりに顔付き合わせて友人とずーっと喋ってました。

楽しい…誰かと喋るのすんごい楽しい。

 

 TRPGの話が尽きなかった。

クライマックスに向けて作戦会議的な感じで色々聞いたり。

しばらく中也さんがなんとかしてくれるって話でやってて盛り上がった最後に

 「いやまて、オダサクの重圧貰ってたような?」

中也さんスキル使えないじゃん!(振り出しに戻る)

とかやってました楽しい。

 

 

 前回の時に全力で周囲に災を撒き散らしていましたが、最たる被害者は太宰さんでした。

プレイヤーに太宰さんはいません。

なのに被害者になった。解せぬだろうな…ごめんよ太宰さん。

 

 ちょっとばくだん焼き関係ないけどここで太宰さんに言い訳させてもらおうと思う。

 

***

 

 最初のセッション回で、

安吾さんが脱ぎ捨てていた上着に潜って隠れようとする中也さん】

というシーンがあり、私の中で中也さんに対するサイズ感がバグを起こしたのが、最初の原因である。

 

 『安吾さんの上着にすっぽり隠れられるんだ…ちっちゃいんだなぁ…』

 

 友人は「はみ出て隠れられてないだろうw」と正常なサイズ感で認識していたが、私が感じた感想はこれである。

思い込みというのは恐ろしいもので、彼の身長が157cmであることをすっかり忘れさせた。

 

 その後話は進み、第2回セッション。

 ミドル戦闘を終えた後、さあ宿に帰るかというところで、戻ったらもう働きたくないから匿えという中也さん(なんとこの中也さんは丁稚なのだ)。

女将に見つからないといいな、と言ったところ

 

中也「てめえらのでかい図体で隠してくれりゃあ、いいだろ」

 

「てめえら」と言われたのにここをうっかりスルーした私の脳内。

 

『え? 隠す?? 中也さんを???

…あ、そういえば上着被って隠れられるのなら、おぶって上着羽織れば隠せるの、か??』

 

 184cmが157cmをおぶることはできるでしょうが、上着を羽織ったところで丸見えです。

ところが残念な事に、私の中の中也さんは小さかったのです。

 

直木「俺、隠すっててっきり3人で中也囲って入るんだと思ってたが」

 

 ああ!そうだよ、隠すってそれですよね!!?

言われて初めて気づく。

「1人で背負い込もうとするのが面白かった」

と後に友人から言われましたが、単にうっかり「てめえら」部分をスルーしていただけだったのです。

匿うって酒飲み部屋と化している安吾さんの汚部屋なんだろうしって。

 

 いや、冗談だよ。と直木さんが引き付けているうちに裏から帰ろう作戦に修正しようとするも、なんでかみんなおぶって二人羽織に乗り気です。

最終的に、

匿われてるオダサクさんが部屋を抜け出したとばれると不味そう→中也さんおぶった安吾さんが目立てばオダサクさんが目立たなくなる→オダサクさんが戻りやすい

 

そう言われたらまあ「よし、乗れ、中也」ってなりますよ。オダサクが安全ならそれでよし。

 

 渋々「男に二言はねえよ」と男らしくおぶられる中也さん。

頭の中では上着で中也さんを隠して(おそらく丸見えです)立ち上がります。

 

 そこで直木さんの発した一言が不幸の連鎖の始まりでした。

 

直木「カメラ持ってくるんだったな。失敗した」

 

 その後GM様の裁量により、剥離値を1上げることでカメラを取り出せる事に。

その時直木さんの剥離値は5。

カメラを取り出すと6になってしまい、兆候表を振らなくてはなりません。

 

 剥離値が一番低い自分がスマホ渡すでもいいと思ったのですが、みんなが()で喋ってるので合わせて()つけて喋ってしまったので結局直木さんは剥離値を6にしてカメラ付きスマホを取り出します。

 

 重圧によりスキルを封じられつつも「写真撮るのに問題はない」とおぶられている中也さんをパシャリ。

 何してんだと暴れる中也さんですが、直木さんにより面白写真はオダサクさんと安吾さんのスマホに送られます。

 

安吾「後で太宰にも見せてやろう」

中也「おい、ばか!!そんなことしたらただじゃ置かねえぞ(モモノハナ野郎を)」

 

そんなやりとりの後シーン終了。

 次のシーン。

潜っている書物についての調査を行うシーン。

正直安吾さんはHPもMPもmaxで回復に帰る必要はなかった。どうしようかと考えていたら、

中也さんは図書館に戻り、やることがあるという。そう、太宰さん襲撃である。

 

 いや待て。それなら時系列的にまず安吾さんが太宰さんにこの面白写真を見せなければならないのではないか?(この時すでに、見せないという選択肢がない)

 

しかし

 「写真を太宰が見たと思い込んで殴るでもいい」

とのことだった。

 

 どうあっても太宰が叩かれる未来は確定してしまった。

それならば、勘違いで殴られるくらいなら、既成事実があって殴られた方がまだマシだろう。

 と、いうことで図書館に戻り、太宰(GM様がいつのまにか準備されていて驚き、またその名に@被害者とあり、笑った)を捕まえてスマホに送ってもらった写真を見せることにした。

 

 結果、猛ダッシュで助走をつけた中也さんにポカスカ叩かれる太宰さん。

アンテナを引っ張られる太宰さん。

 いや、それなりにタッパはあるんだから普通に立っていればいいのに、何でわざわざ叩かれやすいように身を縮こめるのか。

(概念として刻まれた「中也怖い」がさせるのだろうと後に聞いて納得しました)

 

 安吾さんに怒りながら太宰さんを叩く中也さんに対して「えっ、ちょ、何で安吾にキレながら俺のこと殴るんだよおおおおおお」という太宰さんの叫びが大変面白…えふんえふん、悲痛でした。それはこっちも思った。

なんでこっち来ないんだろう?って

(デカいし負けるから安吾には行かないし、シャドーボクシングするのだと解説をいただく。なるほど面白い)

 

 最後には誕生日にもらった酒を出せと言われ、部屋に引きずられて行った太宰さん。

あれ? その酒、中也があげたやつじゃなかったっけ?

(そこで酒盛りした中也さんはMPmaxまで回復したのだった)

 

 いやー…こんな大珍…惨事になるとはこれっぽっちも思っていなかったのです。

 

 なんで太宰に面白写真を見せようとしたのかって?

 この潜書が無事終わったら、祝勝会とかで飲んでいる最中、この中也おんぶ事件の話題が出るかもしれない。

そうしたら、その場にいたオダサクはともかく太宰はなんのことか分からないから、ちょっと置いてけぼりになるだろう?

ぼっちは寂しいって普段から言っている奴だし、もしこれでめんどくさいオーラでても面倒だし(ここが本音っぽいとか言われた)。

 何より、この面白いという気持ちをすぐに同じ無頼派として分かち合いたかっただけであって、決して、決して太宰が被害に遭えばいいとかなどとはこれっぽっちも思っていなかったのは間違いない。

長兄として、俺はただ、仲間外れはダメだと思っただけなんだよ(真顔)

 

***

 とまあ、おんぶ二人羽織なんて口から出たばかりに、2人も被害者を出してしまいましたが、その時のことをこんな感じでバーっと友人に言い訳したら「それツイッターで言ったほうがいいwwwwww」とか笑いながら言われたので、とりあえずここに書きました。

 

 だっていきなりここだけ書いてもチンプンカンプンがすぎるでしょう?

ここに書いてもチンプンカンプンは変わらないと思いますが。

 

 友人的に

「どうせ殴られるなら事実あって殴られたほうがいいだろう」

 という、いらない優しさが面白かったそうです。

いやさ、勘違いで殴られたら可哀想なだけじゃないか(真顔)

基本的に善意しかないです。良かれと思って。だって太宰との関係は【友人(心配)】ですからね!

 

 また第2回セッションは振り返り書こうと思ったんですけど、ここまでおんぶ事件を掘り下げるつもりもなかったので、ちょうど良かったかなって。

 

ちなみにその面白い写真は

 

「中也が二人羽織で安吾に子供みたいにおぶわれて、ぶっすーとしてる」

 

とのこと。

描いてみたいがなかなか難しい…おんぶって…しかも隠してるつもりで隠れてないからね?

 

 

しかしこの時、表舞台では粛々とシリアスな展開が進んでいたというから面白いですよね。